院内設備
胃カメラ
経鼻内視鏡
苦痛の少ない、内視鏡検査を行って頂くために、経鼻内視鏡を導入しております。本機種は高感度CMOSセンサーの搭載により、ハイビジョン画質を実現し、従来よりも診断能が大幅に向上しました。これにより、微細な病変も見逃さず、より正確で迅速な診断が可能です。
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大腸カメラ
大腸内視鏡
硬度調整機能、拡大観察機能を搭載し、高精細・高画質を実現した高画質下部消化管汎用スコープです。病変を拡大して表面の微細な構造を観察することにより、これまで以上に微小病変の早期発見が可能となります。
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炭酸ガス送気装置
大腸カメラ(内視鏡検査)の際に、大腸をよく膨らませて観察する必要があります。これまでは空気を入れていましたが、検査後にお腹が張って苦しくなる場合がありました。当院では炭酸ガスを用いることにいたしました。炭酸ガスは腸の中に入ってから空気よりも100倍速く吸収されるため、検査後のお腹の張りを減らすことができます。
送水装置
病変の見逃しがないように観察するためには、泡や粘液、便などを丁寧に除去することが必要となります。送水装置を用いることにより迅速で確実な洗浄が可能となります。胃カメラ、大腸カメラで使用しています。
内視鏡システム
光源プロセッサー
内視鏡システムは最先端の画像処理技術が結集された6000システムを導入いたしました。非常に精度の高い、高解像度の画像がえられ、小さな癌を見逃すことなく診断することが可能となります。またLCI、BLIという特殊光観察により通常観察では見つけることができないような微細な病変をとらえることができます。
腹部エコー(超音波)
体の負担が非常に少ない検査で、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓などの臓器を調べることができます。 胆石や腎結石、肝癌、膵癌などの病気の発見に有用です。
尿素呼気試験
ピロリ菌感染の有無、除菌後の判定を簡便に院内で迅速に行うことが可能です。結果は5〜6分で出ますのですぐにお伝えいたします。ピロリ菌が陽性であれば、ピロリ菌感染症専門医として除菌治療を行います。
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簡易終夜睡眠ポリグラフィー(睡眠時無呼吸症候群の検査)
睡眠時無呼吸症候群の診断を行うための簡易検査装置です。非常にコンパクトで、自宅で検査を行えます。睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病、心疾患、脳血管疾患との関わりが深いと考えられています。患者数は300〜400万人と推定されていますが、そのほとんどは検査を受けておらず、診断がついていないとされています。いびきの大きい方、日中に眠気の強い方、血圧がなかなか下がらない方は一度検査をお勧めいたします。
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ABI・PWV検査
両手両足の血圧を同時に測ったり、脈波の伝わり方を調べることで、動脈の詰まり具合や動脈硬化の程度を数値として表す検査です。高血圧、糖尿病、脂質異常症の方は動脈硬化がおこりやすいため、定期的な動脈硬化のチェックをお勧めしております。
レントゲン検査
胸部、腹部の撮影が可能です。肺炎や心不全の診断、腹痛の原因を調べる時に用います。検査後すぐに結果を説明いたします。
胸部レントゲン画像病変検出システム
撮影した胸部レントゲン画像をAIにより自動解析し、病変を検出するシステムです。小さな肺がんなどの見落としの防止に有用です。健診での胸部レントゲンにも用いております。
血液・尿検査など
当クリニックでは院内で、血糖値、HbA1c (糖尿病の指標)、炎症の程度(白血球数およびCRP)、貧血の程度を測定することが可能です。検査結果はすぐに出ますので、長時間お待たせすることなく結果をお伝えできます。その他の血液検査の項目は外注になりますので1日から数日程度お時間を頂いております。またノロウイルス、ロタウイルスの迅速検査を行っております。