ノロウイルスとは?
昭和43年(1968年)にアメリカで発見されたウイルスで、電子顕微鏡でみるとウイルスの中でも小さく、球形をしております。潜伏期間は24〜48時間で、嘔吐、下痢、腹痛などの急性胃腸炎症状を引き起こします。発熱は軽度です。
TEL: 0155-66-6170
〒080−0015 帯広市西5条南21丁目2-2
ノロウイルスは嘔吐、下痢、腹痛といった急性胃腸炎の症状を引き起こすウイルスです。特に冬季に発症が多く、注意が必要です。当院ではノロウイルスの迅速診断を行っております。嘔吐および下痢の症状のある方、食品関係のお仕事の方、医療関係、介護関係のお仕事の方で心配の方はお気軽にご来院下さい。
(迅速診断の結果は約15分でわかりますが、結果が陰性でもノロウイルス感染を100%否定できるものではありませんのでご了承ください。)
昭和43年(1968年)にアメリカで発見されたウイルスで、電子顕微鏡でみるとウイルスの中でも小さく、球形をしております。潜伏期間は24〜48時間で、嘔吐、下痢、腹痛などの急性胃腸炎症状を引き起こします。発熱は軽度です。
感染経路はほとんどが経口感染です。
1年中起こりえますが、11月から2月にかけての冬季に多く発生しますので特に注意が必要です。
ノロウイルスは感染力の強いウイルスですが、熱に弱いため、食品や調理器具を十分に加熱することでウイルスの活性は失われます。また調理を行う前にはしっかりと手洗いを行いましょう。
ノロウイルスの診断は一般的には「ノロウイルス抗原検査」で行います。糞便中のノロウイルスを検査キットで診断するもので、3歳未満、65歳以上の方は保険適応となります。当院でも高校生以上から実施しており、15分ほどで結果がでます。保険適応外でも検査は可能です。その場合、料金は3800円です。検査結果が陰性であってもノロウイルス感染を100%否定できるものではありません。
さらに精度の高いノロウイルス検査も実施可能です。検査結果がわかるまでに3〜5日かかります。料金は10000円です。くわしくはお問い合わせ下さい。
抗ウイルス薬はありません。感染症が発症したら、脱水にならないように水分補給をしっかりと行うことが必要です。嘔吐症状が強く、十分に水分が経口摂取できない場合は点滴が必要となります。また強い下痢止めはウイスルの体外への排泄を遅延させてしまうため、通常は用いません。
さらに詳しい情報については 厚生労働省のホームページをご覧下さい。