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帯広市で地域に密着した医療を第一に考え、内科・消化器内科を中心に診療いたします。

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ノロウイルスとロタウイルスについてNorovirus and Rota Virus

方針イメージ

ノロウイルス、ロタウイルスは嘔吐、下痢、腹痛といった急性胃腸炎の症状を引き起こすウイルスです。特に冬季に発症が多く、注意が必要です。当院ではノロウイルス、ロタウイルスの迅速診断を行っております。嘔吐および下痢の症状のある方、食品関係のお仕事の方、医療関係、介護関係のお仕事の方で心配の方はお気軽にご来院下さい。(迅速診断の結果は約15分でわかりますが、結果が陰性でもノロウイルス、ロタウイルス感染を100%否定できるものではありませんのでご了承ください。

ノロウイルス

  • ノロウイルスとは?

    昭和43年(1968年)にアメリカで発見されたウイルスで、電子顕微鏡でみるとウイルスの中でも小さく、球形をしております。潜伏期間は24〜48時間で、嘔吐、下痢、腹痛などの急性胃腸炎症状を引き起こします。発熱は軽度です。
  • どのようにノロウイルスに感染するのか?

    感染経路はほとんどが経口感染です。
    (1)ウイルスが大量に含まれる患者の便や吐物から人の手を介しての二次感染。
    (2)家庭や共同生活施設など人同士がが接する機会の多いところでの感染。
    (3)感染した食品取扱者を介して、汚染した食品を食べた場合。
    (4)汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱しないで食べた場合。
    (5)ウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合。

  • ノロウイルスがまん延する時期は?

    1年中起こりえますが、11月から2月にかけての冬季に多く発生しますので特に注意が必要です。
  • 感染を予防するには?

    ノロウイルスは感染力の強いウイルスですが、熱に弱いため、食品や調理器具を十分に加熱することでウイルスの活性は失われます。
    また調理を行う前にはしっかりと手洗いを行いましょう。
  • どのように診断するのか?

    ノロウイルスの診断は一般的には「ノロウイルス抗原検査」で行います。糞便中のノロウイルスを検査キットで診断するもので、3歳未満、65歳以上の方は保険適応となります。当院でも実施しており、15分ほどで結果がでます。保険適応外でも検査は可能です。その場合、料金は3800円です。検査結果が陰性であってもノロウイルス感染を100%否定できるものではありません。
    その他にさらに精度の高いノロウイルス検査も実施可能です。検査結果がわかるまでに3〜5日かかります。料金は10000円です。くわしくはお問い合わせ下さい。
  • ノロウイルスの治療方法は?

    抗ウイルス薬はありません。感染症が発症したら、脱水にならないように水分補給をしっかりと行うことが必要です。嘔吐症状が強く、十分に水分が経口摂取できない場合は点滴が必要となります。また強い下痢止めはウイスルの体外への排泄を遅延させてしまうため、通常は用いません。

    さらに詳しい情報については厚生労働省のホームページをご覧下さい。

ロタウイルス

  • ロタウイルスとは?

    ロタウイルスは、ノロウイルスの倍ぐらいの大きさで、直径約100ナノメートル(1万分の1ミリメートル)のウイルスです。感染者の下痢便1グラムの中には1000億から1兆個のロタウイルスが含まれているといわれています。便に含まれるウイルスの量が多いことで知られているノロウイルスと比べても、その100万倍ものウイルス量です。 「ロタ」とはラテン語で車輪という意味で、電子顕微鏡で見ると車輪のような形をしています。
  • どのようにロタウイルスに感染するのか?

    ロタウイルスが口から入ることで感染します。ロタウイルスは、ロタウイルスによる胃腸炎の患者の便に大量に含まれています。患者の便を処理した後、たとえ十分に手洗いをしても、手や爪に数億個ものウイルスが残っていることがあり、ロタウイルスが付いた手などから感染が広がっていきます。
  • ロタウイルスがまん延する時期は?

    1年中起こりえますが、例年3月から5月に多く発生します。
  • 感染を予防するには?

    感染を広げないようにするには、オムツの適切な処理、手洗いの徹底などが必要です。オムツを交換するときには使い捨てのゴム手袋などを使い、捨てる場合はポリ袋などに入れます。手洗いは指輪や時計をはずし、せっけんで30秒以上もみ洗いします。衣類が便や吐物で汚れたときは、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)でつけおき消毒した後、他の衣類と分けて洗濯しましょう。ロタウイルスにはアルコールなどの消毒薬ではあまり効き目がありません。  これらの取組を行ってもロタウイルスは感染力が非常に強いので、感染を完全に予防することは困難です。
  • どのように診断するのか?

    最も多く用いられているロタウイルス胃腸炎の診断法は、便を用いて15〜20分程度で結果が判明する迅速診断検査(イムノクロマト法)です。この検査には健康保険が適用されます。医療機関で、医師が医学的に必要と認めた場合に行われ、診断の補助に用いられます。当院でも検査は可能です。ただし、この検査法は、結果が早く出るメリットがありますが、ロタウイルスに感染していても陽性とならない場合もあります。
  • ロタウイルスの治療方法は?

    抗ウイルス薬はありません。感染症が発症したら、脱水にならないように水分補給をしっかりと行うことが必要です。嘔吐症状が強く、十分に水分が経口摂取できない場合は点滴が必要となります。また強い下痢止めはウイスルの体外への排泄を遅延させてしまうため、通常は用いません。

    さらに詳しい情報については厚生労働省のホームページをご覧下さい。

おく内科消化器クリニック

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